2025年2月22日土曜日

キュレム!真実と理想の"たかさ"

どうも 日々ポケモンの高さを測っているおじさんです。
個人的な趣味としてポケモンのわかりやすいサイズ対比図を描いています。

イッシュ地方の作図を進めていたところ、"キュレムの高さ"の測り方を特定するのに難儀したため備忘録を残します。


キュレム通常フォルムの高さは3.0m

結論として、レシラム・ゼクロム・キュレムを上の図のように自分は解釈した。
関連する他のポケモンは角など縦の高さを測っているのに対し、中央のキュレムだけ3.0mに満たないように見えないだろう。
その理由をこれから解説したい。

2023年3月18日土曜日

サトシとレッドの分岐点


TVアニメ『ポケットモンスター』でこれまで冒険を続けてきた少年サトシが、今年2023年の最終章にて、主人公という物語のフォーカスから外れるらしい。

マサラタウンにさよならしてからどれだけの時間経っただろう……26年も!?

一方同じくマサラタウン出身の主人公にレッドという人物も存在する。ゲーム『ポケットモンスター金・銀』(以下金銀)の裏ボスとして立ちはだかる「前作主人公」像が有名だろう。

最初の作品『ポケットモンスター赤・緑(以下『赤緑』)が発売されたのは 1996/2/27。
TVアニメ化し日本国内でスタートしたのは1年後、1997/4/1。
アニメのサトシゲームの主人公から派生した存在である。

ということは、レッドサトシの原作?…と単純な話でもないようだ。「主人公」からのキャラクター派生ラインを整理してみたのが1枚目の図である(3/28修正:『ミュウツーの逆襲Evolution』の3DCGサトシ追加、アニメ『XY&Z』からゲーム『サン・ムーン』へのサトシゲッコウガの影響を表す矢印追加、見やすさの調整)。

2021年4月23日金曜日

ポケカ杉森建イラスト収集

ポケモンのデザインが話題にあがる際、引用されるのは基本"公式イラスト"だ。ポケモンキャラクターは様々なメディア、クリエイターによって多様に描かれるが、その原作・デザインの基準にあたる。

"公式イラスト"が描かれた時期は、新旧10年以上開きがあり、絵柄の変化、絵の更新、描き手が交代したものも含まれる。デザインそのものの単純比較が難しいことはこれまでの記事で纏めてきた通りだ。

ポケモンらしさ-2_意見分析 マスコット感検証

ポケモンらしさ-9_BWとデザイナー

その"公式イラスト"をこれまで多く手掛けてきた杉森建氏は、書籍「ポケモンカードゲーム イラストコレクション」(2014)で"公式イラスト"について語っている。

-ポケモンの公式イラストとポケモンカードゲームのイラストの特徴や作画時のポイントを教えてください

 公式イラストは、ポケモンを紹介する役割があります。このポケモンはこういうすがたをしていて、こういう行動をするとか、そのポケモンの個性を1枚のイラストで全部見せないといけません。そのため、平均的な構図やポーズになってしまいがちです。 

 かたやポケモンカードゲームは、場面を切り取ったような絵なので、攻めたイラストを描けます。カメラがすごく寄ってもいいし、アングルも自由です。迫力さえ出れば、ポケモンの体をすべて描かなくてもOKになります。特別なワザを出しているところなど、ポケモンのさまざまな面を描けます。そこが面白さですよね。/ポケモンカードゲーム イラストコレクション(2014)

ポケモンカードイラストはいわゆる"派生"だが、今回は"本家"でもある杉森氏によるカード描き下ろしイラストに注目してみよう。

カードゲーム自体はこどもと軽く遊ぶ程度の熱心なプレイヤーではなく、イラスト愛好家な視点になる。さほど詳しいわけではないので間違った言及があれば指摘頂ければ幸い。


2021年1月11日月曜日

裏設定の宝庫『ポケットモンスター図鑑』

ポケモンで有名な都市伝説。

あるあさのこと。
ちょうのうりょく しょうねんが
ベッドから めざめると
ユンゲラーに へんしん していた。
ゲーム「赤・緑」のポケモン図鑑で読める、ユンゲラーというキャラクターの説明文だ。ポケモンの正体が、実は人間だったというセンセーショナルな内容から、話題にあがりやすい。

実はこの文章には続きが存在しているのだ。

「ある朝のこと。超能力少年がベッドから目覚めるとユンゲラーに変身していた」ユンゲラーを題材にした小説『変身』が、<第2回>ポケモン文学賞を受賞したのは記憶に新しい。ピカチュウが"アイドルのポケモン"だとすれば、ユンゲラーは"玄人好みのポケモン"といえる。/『ポケットモンスター図鑑』(1996)

なんと、少年がユンゲラーに変身した話は、小説の架空の出来事だったのだ……
出典もなしに引用、誤解を与える形で切り取るとは、"図鑑"にあるまじき記述!


伝説の攻略本『ポケットモンスター図鑑』


画像左が表紙、右が裏表紙

この詳細な文章が掲載されている攻略本『ポケットモンスター図鑑』は1996年4月5日発行。ゲームが発売されたのは同年2月27日。うるう年だったので1ヶ月とちょうど1週間後に出た、攻略本としては最古の部類になるだろう。当ブログでも度々紹介しているポケモン考察には欠かせないバイブルだ。

2020年9月18日金曜日

ポケモンらしさ-9_BWとデザイナー

2010年9月18日は「ポケットモンスターブラック・ホワイト(以下BW)」の発売日。
ちょうど10年たった今、登場ポケモンのデザインについて触れたい。


今年2月に非公式に「ポケモンらしさ」アンケートを行い、回答者の年代やプレイ経験差から生まれるポケモンのデザイン』に対する主観の違いを分析してきた。
BWはデザインの転換期であるとの声も多く寄せられた。


究極のポケットモンスターを目指した「ダイヤモンド・パール(以下DP)」までは新規や既存のキャラクターの進化系列など、バリエーションを継ぎ足しながら世界観を豊かに、プレイヤーを飽きさせないように工夫が為されてきた。(DPのデザインについては別の形で触れる)


新種が追加される区切りで言うと"第5世代"にあたるBWでは、それまでの既存キャラクターを一時封印し、ゲームクリアまでは完全新種のみが登場する。

その数151種
初代赤・緑のキャラクターと同じ数だ。
クリア後に出会える追加要素や、劇場版アニメとの連動で得られる総数は156種となる。


既存のキャラクターに頼らず、しかしポケモンと出会い捕まえて育てる楽しさは変わらないように、デザインの「多様性」「バリエーション」は維持したい。恐らくそう考えての、初代キャラクター総数の踏襲だろう。

その内訳についても、強引ながら赤緑のバリエーションと比較した。
手探りの中151の多様性を開拓した初代と、その完成済みの151の多様性を14年の時を経てリブートしたBWの違いが一覧できる。

赤・緑151とブラック・ホワイト156のデザインのバリエーション比較図

5世代に渡って踏襲され続けてきた「御三家」「準伝説」「序盤〜」という枠は共通だ。

動物っぽいデザインや、無機物をモチーフにした種類、人型まで多少の増減はありつつ、ばらつき具合はかなり初代を踏襲した形跡が見られると言えるのではないだろうか。

この図ではうまく初代→BWのオマージュ対比がはまりきってはいない。初代自体が凸凹で今考えると歪なタイプバランスをしていたり、第2世代以降に定着した"枠"もある。そうしたズレも「変化」したポイントだろう。

BWは、初代からの継ぎ足しではない、総入れ替えだったことで「変化」が顕著に可視化されたタイミングだったのだろう。


2020年7月10日金曜日

ポケモンらしさ7_"デジモン"に関する意見


2020年の2月に行ったポケモンらしさアンケート 。23,000件の回答のうち、自由記述の意見投稿を6,841件頂いている。
今回は頻出単語としての「デジモン」に焦点をあてる。

ProfessorOK氏の、デジモン/ポケモンの画像の深層学習による分析レポート「最近のポケモンはデジモンっぽいのか、ディープラーニングに聞いてみた」の、参照元として デジモンに関連する投稿意見全てをまとめる。 


「デジモン」の単語が含まれる意見は155件。意見投稿の1.8%、全回答の0.5%だ。 
内容を精査すると、125件がポケモンのデザインに「デジモンっぽさ」を感じたことがあるという意見だった。

2020年6月2日火曜日

ポケモンらしさ-6_実写化とリアリティ

名探偵ピカチュウ』が先日、2020/05/22の金曜ロードショーでTV放送され、この作品に関するアンケートを行った。実写表現に関する設問は、2月の「らしさアンケート」で、聞きそびれて後悔していた項目だった。
 

アニメやマンガの実写化が反感を買いやすい風潮がある中、比較的評判が良く、珍しいケースといえる。

これまでデフォルメイラスト・アニメ調なデザインで慣れ親しんだポケモンに、公式作品としてリアルな質感を与える試みが、一定の成功を収めた今、改めて元々の「ポケモンデザイン」を見直すいい機会ではないだろうか。


*2020 6/2 21:50 リアリティに関する得票数の記載漏れとグラフを修正。
その他誤字脱字修正。

はじめに

このブログについて 「ポケットモンスターシリーズ」の世界観について、1人のファンが非公式に考えたことをまとめていくブログです。自身の意見の全容がわかるように置いておくのが開設理由です。 主に 原作 である ゲーム を中心 に、派生ゲームやTVアニメ、映画から得られる情報など...